Sending Messages **************** VM からメッセージを送る時、GNU Emacs に標準添付の Mail major mode を使う ことでしょう。Note: Mail Mode す。 C-c C-y (`vm-yank-message') カレントフォルダからメッセージを `*mail*'バッファへコピーします。メッ セージナンバーはミニバッファで訊かれます。デフォルトでは `vm-included-text-prefix' にセットされている文字列をメッセージの各 行の前に挿入します。また、メッセージヘッダも全て本文と一緒にコピー されます。カーソルはコピーされたメッセージの前に、マークはメッセー ジの後ろにそれぞれセットされます。メッセージをコピーし、カーソル, マークのセットが終ると次に mail-yank-hooks に設定されている関数を実 行します。前置引数(C-u)を与えられると VM は mail-yank-hooks を無視 し、マークをセットせず、 vm-included-text-prefix を置くことなく、更 に vm-visible-headers/vm-invisible-headers で指示されているヘッダの 他はコピーしません。 C-c y (`vm-yank-message-other-folder') `vm-yank-message' と同じ関数です。但しこちらはどのフォルダからメッ セージを取ってくるかを訊いてきます。 C-c C-v <Any VM command key> `*mail*'バッファ内で `C-c C-v' に続いて VM のコマンドを入力する ことで VM のコマンドを使うことが出来ます。 `m' (`vm-mail') で `M-x mail' 同様メッセージを送ることが出 来ます。但し、`vm-mail' では上述のコマンドを使うことが出来ます。 `vm-mail' は VM の動いていないバッファからでも `M-x vm-mail' で起動する ことが出来ます。しかし、上述のコマンドのうちC-c y (`vm-yank-message-other-folder') しか使うことが出来ません。というのも、 他のコマンドにはすべて、対象となるフォルダが必要だからです。 メッセージを出した時に宛先を間違えるなどしてメールシステムからメッセージ が送り返されてくることがあります。このような時には簡単に再びメッセージを 出すことが出来ます。それは `M-r'(`vm-resend-bounced-message') です。VM は送り返されてきたメッセージから本文およびシステムが付加したのでないヘッ ダを取り出して、`*mail*'バッファに置きます。宛先などのフィールドを修正し た後に再びメッセージを送り出すことが出来ます。【ただし、sendmail.8 の生 成する MIME encapsulated mail には VM-5.35 の時点では対応されていません。】