らんちゅうの水換え
らんちゅうの水換えの様子です.
水換えは, 気温の上昇する前の朝のうちに, 餌やりの前に行うようにしています.
もっとも, 毎朝の土佐錦の水換えの後ですし, 日曜日などの暇なときにしか
していませんが. 溜水は 2 日がベスト. 一日で良し. 半日では
少ないようです. 私は一日の溜水です. カルキ抜きはとくにしていません.
溜水は, 70 リッターのポリバケツ.
でも, 土佐錦の分も考えると, これだけでは夏場は足りませんので,
50 cm タライ 5 つも総動員しています.
まず, らんちゅう君たちは, 洗面器にすくいます.
この水は, あとで飼育容器に戻す水なので, 上澄みのきれいな水にします.
飼育容器の中の元の水は, もう一つ別の容器にも残しておきます.
こちらは, 底石とフィルターを洗うために使うのと,
飼育容器に戻す分です. これも, 上澄みの水です.
写真では分量は少ないですが, これは使った後の写真です.
残りの汚い水と底石 (砂利) とを, 別のタライに移します.
そして, そこで底石をお米をとぐように洗います.
容器にとっておいた元の水を少しずついれながら, 洗います.
底石をとぐときに, 飼育容器中でやると側面の苔がとれてしまうので,
別のタライに移したのでした.
洗う程度は, お米と一緒で, 完全に澄むまで洗ってしまうと
バクテリアが死滅してしまいますので,
きれいな水を入れても汚れがあがって来ない程度です.
フィルターも, 元の水で洗います. 汚れてますね. . .
飼育容器の苔は, 表面をこすって, きれいにします.
といっても, 大部分を残しておきます.
そして, 洗い終った底石を, 飼育容器に戻して, 溜水を入れます.
このとき, 敷いた底石の上に洗面器を置いて, そこにめがけて
水を落すと, 底石に残っている汚れが浮き上がってきません.
金魚の飼育本には「紙を置く」という説明を見たことがあるのですが,
紙だと上手にやらないと, 紙自身が浮き上がってきてしまいます.
暇があったら, 写真撮影!
この水は, 最初に金魚をすくったときの元水です.
原則として, なるべく古い環境をひっぱる, 新しい環境に移すときは
衝撃を最大限に少なく, と考えればいいかと思います.
金魚の入っていない方の元水を入れる分量で, 何割の水を換えるかを
調整します. そのあと, 金魚の入っている方の洗面器ごと, 飼育容器に
浮かべて, ちょっとずつ周囲の水を入れていきながら, 魚を新しい
水に慣れさせて, 最後にそっと放します.
漉過器をセッティングして, 15 分くらいして落ち着いたら,
餌をやります. 新しい水なので, バクバク食べます.
そうそう, らんちゅうの場合は, 夏でも 2 週間に一度くらいしか
水換えをしていないので, 水換えの前後で水質が大きく変わります.
魚にとっては負担になるので, 水換え前日の餌は少なめか,
全くやらないようにしています. 土佐錦の方は, 毎朝水換えなので,
水換えするから餌の量を調整するなんてことはしていません.