土佐錦魚

.Lastupdate: Wed Sep 6 16:37:11 2000.

8/24 日現在 19 尾
飼育場所
東京土佐錦魚保存会, 日本インターネット金魚愛好会共同企画の
土佐錦魚塾」で修行をはじめた土佐錦です.


!注意! このページを書いている者は初心者です. これが正しい土佐錦魚の飼育法だとは思わないで下さい. 「土佐錦魚を造る」ことは, 芸術にも通ずる深い道です. 土佐錦に関して, Web には有益な情報もありますが, その多くは断片的です. このページは, とくにそうです. 詳しいことは, 信頼できる師匠を探して, 指導を受けて下さい. Web の情報だけで錦魚を育てると, 多分失敗すると思います. このページも本来なら, 土佐錦魚を造るとは何ぞや!? から書き起こす 必要がありますが, まだ技量がありませんので, 現在の状況をメモしておくに止めます.



● 飼育場所: ベランダ
5 階なので, 風通しは良いです. しかし, 日当たりは一日 2-3 時間です. 土佐錦は, 一日中完全に陽が当たる場所で飼うのが基本ですので, 残念です. 鳥よけは, 木枠に 5 cm 間隔でピアノ線を張ったものを用いています. 木枠, ビニールなどのネットは日陰を作るので良くないそうです. 上の写真にはエアコンの室外機が見えますが, その手前に貯水槽 ( 70 l のゴミ用ポリバケツ) がありますので, 温度や風の影響はありません.
● 飼育容器: 丸い容器
・丸鉢 2 個
 二段朝顔型: FRP 製 内径 52 cm のもの ( ワンピーさんより購入) を改良,
 直径 60 cm, 保温 発泡スチロール 4 cm
・タライ 2 - 4 個 (現在使用中 2 個)
 直径 50 cm, プラスチック製, 保温 発泡スチロール 2 cm

土佐錦魚は, 容器によって全く出来が変わるそうです. 歴史的にも, また実績を見ても「丸鉢」とよばれる専用の容器が用いられます. 丸鉢を追求しはじめると, 錦魚そのものを語ることになりますので, 初心者のわしには到底解説出来ません. 因みに, 当歳魚は, エアーなどは一切いれません.
● 餌: イトメ (イトミミズ)
水草倶楽部 にて, 週 2 回の入荷日を基本にして購入しています. 世田谷には, 上記の他に 2 軒 (下北沢, 三宿) のイトメを売る店を知っています. 最近では日本産のイトメは貴重であり, どこも, 中国や東南アジア産のようです.
保存は, 発泡スチロールの箱にタッパーを入れて, その中に 強くエアーを加えた上で入れています. タッパーの周囲は保冷材を朝晩入れ換えています. 餌やりは, 毎朝 7 時の水換えの後, 10 時頃に食べ終るように心がけています.
● 水換え:
餌やりと同様に, 水換えの方法も, 魚をどのように作りたいのかという 思想と密接に関係します. 土佐錦は清水に保つ, これが基本のようですが, 苔の状態, 天候, 魚の成長具合, 鉢を置く場所などを総合的に判断して, 水換えを行ないます. 現在行なっているのは, 夏場は毎朝, 洗面器一杯の元水を残して, あとは溜水を入れるという方法です. 詳しくは, ベテランの方と相談した方が いいでしょう. 私は, 土佐錦塾の先生方に教わっている段階ですので, これ以上の詳しいことは書けません. 場合によりけりですので. ともかく, 毎朝の水換えは, 大変です!