1997年後半の What's New!

最新のWhat's New!

ここから、過去の様々な情報に飛ぶことも出来ます。

12月24日:自転車

今日は、朝起きて、駅前の無印で布のリュックを買って、渋谷のハンズに行って昨日予約しておいた抹茶色の自転車に乗って駒場まで来た。15分くらい。
これから日常生活は自転車で足りる。。
表参道までも、自転車ですぐだ。でも、今行っても、辿りつけないので、行きません。
廃虚に、楽器と01WとVS880を置いてきてしまったために、録音が出来ない。奥さんのエレピで作った、小さな小さな曲があるのだけれど、新居まで来て貰わないと、聞いてもらえない。新居は5階にあって、エレベータがないので、家具屋さんも、ガス屋さんも、誰もが、玄関先にやってくると息を切らして死にそうな顔をしている。
涼しい顔をして、何でも出来る人が羨ましいが、たぶん実際にそうである人は多くないだろうし、地面には起伏があり、それを幸いとして受け入れることも、生きていくということなのだろう。

メリー クリスマス。

12月16日:お詫び

以前よりやるかやらないかはっきりしていなかった今年のクリスマスストリートですが、残念ながら諸般の事情にり出来なくなりました。
ご期待をいただいた皆様には深くお詫び申し上げます。

僕としても、多分熊沢としても、残念でならないのですが、今年の後半はほとんどバンドとして活動していなかったので、心の準備、といいますか同期がとれていない状態で、無理にやるのも不自然だと、二人で相談しました。

当分は、お互いソロ、というか各々で音楽をやります。ということで、このページもオルフェウス ゴーシュのページという看板はどうも相応しくないので、しばらくしたらかけ変わるかもしれませんが、音による情報発信そのものはしていきたいと思いますので、宜しくおつき合い下さい。

念のため申し上げておきますが、別に喧嘩をしたわけではありません。どのバンドも、こういうときに口に出す説明の台詞が、ふっと気を緩めると出てきそうなのですが、ここにはそれは書きません。ただ、なんて都合のいい言葉なのだろうとは、しみじみ思います。あえて、言葉を探すと、その言葉になるのです。

思えば、ブルーグラス インがなくなったときに、僕らは出ていく出口が異なっていたのではないかという気がします。
でも、なくしたものよりも、得たものの大きさ、形を大事にしたいと、思います。

これまで、支えてくれた皆様の、あたたかい眼差しは決して忘れることはありません。ここでも、出会えたことの喜びの方を、大切に出来ないでしょうか。熊沢は、新宿の店でライブを続けますので(ぼくらの作った歌を歌うでしょう)、是非、ご声援をお願い致します。
途中からネット上の存在ともなったオルフェウス ゴーシュですが、当分は、僕はオルフェウス ゴーシュの、より濃い片われとしてネット上で、より濃くなっていく予定です。ご期待下さい。
また、キーボードとチェロの機動力はそのままですので、どなたか声かけて下さい :-)

ただ、これまでもそうだったように、見かけによらず(!?) 僕らはとても気まぐれなので、突然復活するかもしれませんので、さよならは言いますまい。
では。

12月8日:廃屋

 今日は、レノンの命日で、パールハーバーの日で、僕の27回目の誕生日だ。

 昨日、三軒茶屋の新居の近くで奥さんになる人とパエリャを食べたら、羊皮紙に描かれたようなスペインの地図をくれた。

 NHKで、ピアソラの特集をしていた。ギドン クレーメルが「どんなクラシックの演奏家も、自分がタンゴの名人だったらと思う」というようなことを言って、かつ「20世紀の多くの(クラシックの)作曲家は自己満足的な作品ばかり残した(ピアソラは違う)」というようなことも言っていた。最初の話はとても納得出来るな。でも、後の話は、何か淋しい。クレーメルほどのバイオリン弾きがそんなこと言ってしまったら、「20世紀の作曲家」にとって身も蓋もないんじゃない?

 自作のタンゴ(、タンゴのような、)を、しばらく弾いていた。

 最近、廃屋になりかかったこのWeb ページに、新しい訪問者の方が何人かいらっしゃって、ああ、師走だ、大掃除しなければ、と、恥ずかしいような嬉しいような感じです。
 旅の方は泊まっていって下さい。お出し出来るものは、乾物ばかりですが。夜中に、取って食ったりはしないから。。
 2月の末まで待ってください。。出来れば、4月以降も引き続きこのサイトを維持していきたいのですが、その前提条件を満たす必要がありまして。。

12月1日:

今年のイヴの日は、ストリートできるでしょうか?

11月11日:監禁が解けた

都合2カ月強に渡る出張が、昨日解けました。
東京に戻ってきてみたら、いろいろなものをなくしてしまいました。
今は、何をなくして、何をなくしていないか、整理しているところです。

唐突かもしれませんが、一つ、。
魂だけは、まだなくしてねぇぞ。

ということで、今後もこのページは続きます。
宜しくお引き立てのほどを。。
では。

10月17日:それでもいいことが

とびとびにしかお便り出来なくてすみません。

最近はかなりひどい状況で、ええ、本当にひどい状況で。。生きているのが不思議なくらいで。。

書くと、推測による誤解が生じる可能性があるので、平たくいえば悪口や愚痴になってしまうので、書くことが出来ないのですが、ひどい状況です。

でも、それでも、生きているといいことって、あるんですね。きっと、あなたにとっては些細なことなのでしょうけれど、さらに、それが具体的に説明出来る場合は少ないのですが、いいことってあるのです。

具体的に説明出来ることの一つに、以前の仕事先でお世話になっていた舟橋さんという方から、 Web ページ見においで、というお便りをいただいたこととか。。

ところで、愛情といっても、人によってかたちが違うのでしょうか?それとも、愛情がなくても生きていける、という人がいらっしゃるのでしょうか?いやつまり、本来愛情を感じるはずの人から、愛情を全く感じない場合、どう解釈したらいいかということです。いや、いいんですよ。こちらが期待していない場合。ただ、こちらが義理を感じて引き受けているだけ、馬鹿らしい気持ちになってくるのです。こんな歳になって、愛情なんて言っているのは可笑いですが、親しみ、と言い変えてもいいです。

逆に、ドライな関係が前提のように考えていた人から、ふと暖かい手が伸びてくる。

不思議ですね、なんだか。ネット上の方がリラックス出来る。まあ、言いたい放題だからでしょうけれど。

ぼくのフィールドは、自然科学と音楽ですが、どちらにも裏切られていないのに、すごくいいのに、最近ではこちらから裏切っている結果になっています。

アルチュール ランボーが砂漠の商人になった、理由は、意外と素朴なもののような気がしています。

10月10日:お元気ですか?

しばらく監禁されていました。ううっ。

9月22日:お元気ですか?

最近友達に書いたメールから近況報告です。。

はぁ。それから、たまに家に帰ると、郵便物が届いているのですが、
・今日の川島さんのコンサートの案内 とか(行けなかった)、
・CD-ROM送った京都のお姉さんから絵はがき とか、
・芝居見に来てくれたお姉さんからこんにちはの絵はがき とか、
・ライブやってる飲み屋で知りあった二郎さんという
おっちゃんから、彼の初出版の詩集が届いてた とか、
・絵描きの友人が、以前貸した本を送ってきた(彼女の個展に僕が
行ったら手渡ししてもらう約束だった)
とか、なんか、涙が出てくるよ。
そして、仕事のFAXがトグロを巻いて部屋を埋めてて。

メールでは、
・「オルフェウス ゴーシュのWhat's New」で応援させていただいた
アコーディオン弾きのお姉さんが「笑顔でやったら追加仕事を貰えた!」
ってメールとか。。(これはページを見てくれないとわからんネタだった)
「23日のライブ、楽しみにしています」って、、23日とても
ライブ出来ないので、相棒の一人ライブになるのですが、それが悲しくて
返事が書けない。。


9月13日:久しぶりに、、

久しぶりに ネットうろうろ を更新しました。こっちも見てね!

9月12日:時事ネタ

なんか、Web上でニュースを見ていると、実家の近所のスーパーが爆発するわ、亡父の後輩の大学教授が増収賄で逮捕されるわ、その近郊のベッドタウンで脱獄する人がいるわ、一時期の神戸が乗り移ってきたかのような状況です。

それからもう一つ、最近またネット上で「不幸の手紙」が出回っています。「○○という表題のメールを開封すると、あなたのハードディスクが破壊されます。」というメールを受けとっても、誰にも転送しないで、消去するようにしましょう。不幸の手紙は、それ自体がウイルスみたいなものです。
チェーンメールについて参照。。

9月11日:笑顔

いつもお世話になっていて、早く一緒にお酒を飲みに行きたい老川(夫人)さんが、今日、初のアコーディオンのソロの仕事よ、というメールをいただきました。がんばって!

とても緊張していらっしゃる、で「鷲津くんも、はじめてのときは緊張した?」と聞かれたので、うーむ、はじめてのときについて思い出そうとしました。

鷲がはじめてピアノを人前で弾いたのは、3、4歳の頃のことだったので、記憶が残っていません。。チェロを弾くようになってから、もろに「ソロ」というのが減ってきたし、偉そうにWeb上で語るほどの者でもありませんが、ちょこっと書かせて下さい。

幼少の頃は、「東洋の貴公子」というのは大嘘ですが(笑)、 70年代中頃のアメリカ中部では珍しい日本人の子供ということで、出てくるだけでウケていた記憶があります。妹が生まれるまで、得意の絶頂でした(笑)。「出てきたらウケる」というのはきっと、舞台に上がるには非常にありがたいポイントで、それだけで有利なのです。美しいとか、かっこいいとか、かわいいとか、謎めいている、というのは貴重な資源です。

なので、それがあるということを自覚するのは、大切なのではないでしょうか。

大きくなってからは鷲は、かわいくなくなったので、舞台に上がるだけでは済まなくなってしまいました。

何かをやらなくては。

やはり、そこで出てくるのが演奏技術なり、いわゆる音楽の大きさなり、メッセージ性なりになるのでしょう。。でも、演奏技術をどれだけ高めても、舞台の上で「あがらない」ための何の助けにもならないような気がします。もちろん、技術というものは、「出来ないものは出来ない」ので、何らかのトレーニングを積み重ねるしかないのでしょうけれど、スポーツや勉強と違って、「これだけやったからOKだ!」というわけにはいかないのが、エンターテーメントの面白いところ。。

さらに、振り返って鷲の場合、技術も音楽の大きさもないので、絶対、毎回、あがります。まあ、段よりはあがらないけど(笑)。どこかで聞いたのですが、淡谷のり子さんも、あがるそうです。もう、こうなってはあきらめるしかないと思います。

でも、あまりあがりすぎるのは良くない。
そこで出てくるのが、「笑顔」です。優しい気持ちになって、無理にでも笑顔を作る。足りないものの量よりも、共感して貰えるものの量を大事にする。 (とくに僕らのやりたいような)音楽って、哲学よりも、アジテーションよりも、ファッションよりも、
「優しい気持ちになるためのお手伝い」だと、思うのです。
だとすると、それに欠かせないのが笑顔なのではないでしょうか。

最初は嘘でもいいんです。やっている間に、本当に笑顔になれます。弾いていると「気持ち良さそうね」と、よく言われますが、これがその秘密です。

あ、これはボーカルとか芝居とかには通じない話でしょうけれど、、。

なんか、ヘンなカルチャーセンターみたいなお話ですみませんでした。

9月10日:見に来てくれてありがとう!

久しぶりに、自分で(OGの)トップページを開けてみたら、アクセスカウンターが1000を越えていました。ありがとうございます。 (1000人めはinfowebからお越しのあなたです!)。昨年5月に、オープンしてから2000人ちょっと、それと合わせると延べ3000人の方々のアクセスがあったことになります。
なんか、こんなちんたらしたWeb ページなのにすみません、、。リンクして下さった方々、CD-ROMマガジンに載せて下さった JCCの方々に深くお礼申し上げます。

以前、インターネット講習会をやっていたところに「道場破り」の同業者(パソコン講習会の人だった)のお姉さんがいらして、「まあ、こんな感じに簡単に個人のページを作れるんですよ」てな話をしたところ、「でも、このアクセスカウンターって、自分ばっかりでしょ?」と言われたのですが、移転後は、製作中はカウンターを外しているので、結構純粋にアクセスの延べ人数になっている筈です。(たまにhttpdのログもチェックしているのですが、。) まあ、どうでもいいけど(笑)。

でも、1日で10万ってヒットがざらのWebで、半年(4月頃移転)で1000人というのを喜ぶのもなんですが、別にパソコンネタでも、えばんげりおんネタでも、すけべサイトでも、時事ネタ(神戸のA君の写真とか)でも、インタラクティブものでもないので、間違えて来てしまった方以外は、純粋に嬉しい訪問なわけでして、「役に立つ情報」だけがWebの価値ではないと思いました。

このユニットを熊沢と始めたときから、「まず、自分たちが面白い」ものを追求してきたのと、ライブ活動を優先させているので、サービスという点ではかなり不足があると思いますが、御容赦下さい。

9月8日:雑2

転職先の新しい仕事と学会準備のために、この一週間以上、缶詰です。ダイアナさんの葬式も見ていません。とほほ。気がつけばドラゴンズはドベだし。面白いことに、こういうときに限って、今まで思いもつかなかったメロディとかが出てくるんですよね。うーむ。

ライブにも行けないし、友達との約束も果たせないし、北海道に行った相棒からは何の連絡もないし、でも最近、矢沢永吉さんがよく東京FMに出ていますね。

そうそう、ブルーグラス インでお世話になっていた、マスターの五十嵐さんと、バイトで一緒だった川崎くんが、偶然、同じ大手の運輸会社に転職した、という話を聞きました。

なんか今、鷲の中では転職シーズンで、つぎつぎといろんな方が転職されていきます。みんながんばって!
鷲も、名古屋は金山駅の掃除人からはじめて、地味ですが転職の種類と数では誰にもヒケをとりませんが、世の中にはそれが必要な人とそうではない人がいるような気がします。それが、少し寂しい気がします。

下記は、何度か御紹介させていただいていますサイトのモノ作りに関わる人全ての人に読んでいただきたい、含蓄の深いエッセイです。
技術というもの、慣れというもの、流行というもの、職人およびモノを扱う人にとって、最も大切な全てのエッセンスが凝縮されています。
「編集後記」との呼応も素敵です。でも、枯れちゃったのは残念です。
「水泡に帰す」〜バール奮闘記〜

8月28日:雑

ところで、鷲が一番あこがれる職業は野球の選手です。
平出隆が「白球礼賛」「ベースボールの詩学」などで、「ポエムズ」という、いかにも弱そうな草野球のチームを通していかに野球が素晴らしいスポーツかということを書いて、野球評論家と称する人々を打ちのめしてからしばらく経ちますが、野球選手と鷲が結構一緒だなと思ったのは、仕事をするときに人に言われる言葉一つで大きく気分が変わるというところです。

本当に、大きく変わるんですよ。

8月22日:ちんぷんかんぷん

さきほど、ちんぷんかんぷんな会話をしてきました。

ここ

ここ に、鷲と館主様との記録があります。

8月19日:芝居が終ったぁ。

はぁ、今日は朝まで渋谷で飲んでいたので、ヘロヘロです。でも、(やった当人としては)面白い芝居でした。どうも、このページは報道的な性格が薄いために、写真とかをリアルタイムで載せることが出来ない場合が多くて、どうも説得力に欠けるきらいがありますが、そのあたりは勘弁を。もういっちょ、言いわけをしますと、自分では写真を撮る習慣があまりなくて、撮っていただいた写真を欲しいのですが、 Webのことをご存じない方が多くて、なかなか協力してもらえないんです。というのも、鷲のドーランを塗ったくった姿が面白いんではと思うのですが。。もちろん、美しいキャストと舞台を残しておきたいのですが。まあいいや。

芝居の音楽は、ライブとはかなり違って、面白いです。ライブの場合は、失敗しても何しても、こちらのペースで進めていくことが出来るので、気が楽なのですが、芝居の場合は、全体の構成の中へのジャストフィットを常に考慮しなければならないので。あと、ワン コードの曲を演奏してしまうところとか。ワン コードって、非常に憧れるものがあるのですが、しらふではなかなか出来ないでしょう?あ、こんど録音を載せますね。ヘンな曲ですが。。

こんなところで。

8月15日:芝居 3

なんか、突然寒くなって、悲しいですね。
皆様はお盆休みですか?

自由劇場のすごいWeb ページへのリンクを貼っておきます。
自由劇場 Jiyuu gekijyo fan club Internet version
これはすごい。今までのほとんど全ての公演記録、現在のメンバーの動静、とくに芝居マニアでなかった鷲も張っ倒されてしまいました。
今まで知らなくてすみません、って感じ。最近更新していないネットうろうろ で、常々主張している「ローテク、コンデンスト インテリジェンス」(たった今作った造語です)の模範のような、、。

すばらしい。。

8月12日:芝居 2

ちょっと間が空いていますが、別にお盆休みというわけではありません。熊沢は石垣島に行ってきた模様です。このページでレポートさせる予定!ふふふ。
鷲は、ちょっと転職シーズンで、いろいろ繁雑なことが多いのですが、今日も芝居のミーティングですよよん。
うーん、一番適当に作った曲が、一番仲間うちでのウケが良いみたいで、やっぱり創作ごとというのは、労多くして。。。

そういえば、昔やってた名古屋の楽団の定期演奏会がそろそろでしょうか?その頃の友達(すばらしい人)が結婚したという葉書をくれて、そこにこのページを見てくれているということが書いてあって、二重三重に驚きました。
まだ電話してないけど、おめでとう!

あの頃の自分が、今の自分から一言、「それでいいんだよ」って言われていたら、どれほど救われたかということを考えると、僕はそういう時間を生きている人にむけてモノを作っているんだという思いが湧いてくる。

てなことを、夏の暑さにうなされて考えていると、そういえば、最近お世話になっている人が、先日K塾で若者を相手に、希望を持つんだ、という講演をしたんだよという話を思い出しました。若者たちに囲まれて、なかなか終らなかったって。

でも、何を話すのが一番いいんだろう?
マルキ ド サドは10代で読んでおいたらいいって?
僕は高校出る時は420何人中420番代だったけど、何年か無駄をこけば研究出来ますよ、とか。
チェロなんかやらないで、やっぱギターでしょう、とか。
家出は、したいと思ったときに、ためらわずに実行するべきだ、とか。

では。よかったら今週末、芝居見に来てください。。

8月4日:芝居

 来る8月16日(土)から8月18日(月)まで、駒場アゴラ劇場での芝居、「百鬼夜行 あやしきものども」に鷲津が出演します。高橋洋子さんを中心とした元「自由劇場」の若手に、鷲たちが音楽で加わるという形です。
 昨日、相模湖畔の「無形の家」という、小さなホールで丸一日、曲作りをしてきました。
 ここが、また素晴らしいところで、昔の農家に、100年前の牛小屋を改造した(別に臭くないよ)お寺のようなホールがくっついているという形でした。そこのご主人は、そこで陶芸をなさっていて、志野焼き系の奇麗な器がたくさんありました。実は、鷲の実家は陶器屋なんです(鷲は詳しくないけど)。清水と美濃を扱っています。興味のある方はどうぞ。それはともかく、2,30人は泊まれそうで、ホールでは100人以上集めてジャズのコンサートをやったこともあるそうです。
 どういう音楽が出来たかは、上のリンクを辿ってください。
 公演は3日間やっていますので、是非観に来てください。

 それから、土曜日は「 らくがきオルフェウス」でもご案内がありました、トオルさんのライブに行ってきました。トオルさん、カッコ良かったです。皆様も一度、見に行く価値がありますよよん。ギター兼ボーカルのトオルさん、それから、ベースとドラム、というタイトな編成の「トオルちゃんバンド」です。まず、「ルパン三世みたいな」(某客談)、赤いシャツに決めた人がすげえ決めているのに、バンドの名前とのギャップが激しい。曲はブルース ロック調(キャロルが進化したような?)で、すげえかっこいいんですが、歌詞が甘くて、これもまた良い。それと、MC。老川徹氏のお友達の方はご存知でしょうけど、トオルさんは、実は例の「 MALDIVE」の、コーヒーうんちく兄ちゃん(失礼!)で、話の合間合間にふと入る台詞、そう、なんか僕なら3晩考えて出てきたような台詞と言いたい一言が、なんだかすごい深くてかっこいいの。ベーシストのお姉さん(鷲の彼女が一目惚れしてた)が、曲の合間に舞台から一瞬消えたときも、
「女の、都合で、いなくなりましたが、」
とか、普通の人が言わなさそうな言葉がふっと出てくるの。鷲はWeb ページ上では沢山喋っていますが、普段は口下手なので、うらやましいです。
 とにかく、トオルさんは「これが俺の兄貴だぜぇ」って威張れる、かっこいい人なので、今度おやりになるときは、皆も聞きに行こう!

 そう、最近しみじみ思ったのですが、ギターってすごい楽器だなあと思いました。いや、なんか最近ベテランのバンドを二つ(土曜日のも!)と、トライセラトップスのアルバムと聞いていて、どれもシンセとかの入っていないシンプルな編成なんですが、音がすごく多彩なの。いや、音楽好きの皆様には当たり前だというのは、重々承知ですが、とにかくギターがすごいから、今の音楽はすごい。

 それと3つめ。ガリアーノが来ますね。「 らくがきオルフェウス」に書き込みしていただいていますので見て!土曜日のライブは、アコーディオンの人がたくさん集まっておられましたが、このページをご覧いただいてる方に伝えたいことがある方は、どんどん活用していただけたら幸いです。

 4つめは、段は石垣島に行ってるよ、ということです。

7月28日:ふう

この週末でやっとロシア行きでたまっていたメールのお返事を書きました。まだ届いていない人はごめんなさい。

それから、 CD-ROMは枚数に余裕がありますので、気軽に応募してください。

Web見てくれる人だけに速報ですが、今、台湾娘シリーズの 3曲目を作っています。意地悪なことはしないつもりです。

それから、恐ろしく脳天気な曲を一つ、これは ずっと前から僕の「テーマソング」だった曲です。元気がなくなったときに、歌っている曲。

それと、ポップスっぽいの。あー、でもポップスっぽいのは いつも はやらないから。。

7月24日:とりあえず募集開始です、 東京ストリート系音楽情報 CD-ROMプレゼント
ペテルブルグ シリーズ第2弾 海辺を歩く

「東京ストリート系音楽情報」は、前からやりたかったんです。
というか、こういうWeb ページがあったらいいのに、と思うのです。日本でも、この1年ほどで、ずいぶん音楽系サイトは充実して、僕が前から主張している「バンドのお見合い」系Web ページは、有力なものがいくつか出てきました。
でも、ストリート音楽のWeb ページってないでしょう?もしあったら是非、教えて下さい。
Webのリアルタイムな情報の宝庫として、またWebの持つ一見くだらない面をこんなに活かした内容ってなかなかないと思うのですが、、、。
因みに、gooで「ストリート音楽」ってキーワードだと4件しかヒットしませんでした。「ストリート」と「音楽」を離すと、すごく多いんだけど、いわゆる「辻芸人」(ヒット ゼロ)でない内容ばかりです。ポケベルや携帯など、「ストリート」が消費社会のキーワードだといわれているにも拘らず、です。
結構、本気で思うんだけど、誰も賛成してくれませんか?

あと、このページの掲載されたCD-ROMマガジンも5名様にプレゼントします。いきなりですが、あと2名様ですよよん。

ところで、ペテルブルグ シリーズに第2弾登場です。
題して、「海辺を歩く」。
夜中の12時に、宿舎から歩いて5分ほどの、バルト海岸に出て撮影した写真集です。こちらは7ページあります。

この小旅行で、カラーと同じくらいモノクロフィルムを持っていきました。どうも、ロシアに対してモノクロのイメージがあったので。でも、行ってみて、せっかくの夏なんだから、という気分になったので、カラーを使いました。

7月23日: TRICERATOPSのDebut Album!

熊沢の悪友、またかつてオルフェウス ゴーシュのライブでも競演した和田唱くん率いるトライセラトップスのデビューCD、Raspberryが 21日、エピック ソニーから発売されました。
Sony BIG TOP内のURL
最近テレビのCFでもご存知の方がいらっしゃるかもしれませんが、かわいい顔してます。中身も、いい意味で甘えん坊です。
歌詞の作り方は「作りもの」志向の鷲とは正反対で、ストレートです。唯一、愛する彼女さんへの気持ちです。実は僕もそうなんだけどさ。。
サウンドは、ロッキング オン誌でも高く評価されたように、本物のロックです。彼は本当に音楽を良く知っていて、鷲の曲とか聞いても一発でコード進行の名前を指摘するとか、エピソードにはこと欠きません。
鷲の印象的だったのは、昔、僕らのライブの前に、借りていたワンボックスの後ろにギターを持った唱くんを積んで、都内を練り廻ったことかなあ。
そうそう、忘れちゃいけないのが、「Bluegrass Inn」のテーマソング、最近は「バーテンダー ブルース」と呼んでいる曲の初演は、唱くんのギター、そして鷲のボーカル(笑)だったんです。
ということで、おめでとう、そして頑張って。

ところで、CALL というバンドも、鷲の大学の同級生の櫻井茂雄くんたちのユニットです。元気?

と、書くと必ず「君たちはどうするんだい?」って聞かれますが、
そんなめっそうもない、です。
うーむ、鷲は7歳のときにとっくに、プロの音楽家(ピアノ)になるのはあきらめました。手が動かなくなっちゃったのです。
段は何かやってくれるかもしれないよ。(他人ごとのように言ってごめんなさい)。
それにしても、会社がついてくれても、クソ重いWeb ページだけは作りたくないです。

7月22日:今日は突然のライブでした。

というか、段のソロの筈が鷲も出ることになっていたようで、慌てて駆けつけました。そしたら、段の方が遅く来ました(笑)。こんなそんなにもかかわらず、定期ライブみたいにいっぱい来て下さって、ありがとうございます。
ちょっと「谷間」感の強かった今日ですが、いやいや、俄然、作曲するパワーが出て来ました。これも、皆様のおかげです。急いで楽器を家に取りに行く電車の中で、とっても元気の出るフレーズを思いついたのさ。ほほほ。それはライブをやる前か。いやいや。 BigMaMaのマスターたちは、昨日海に行ったそうで、すっかり日焼けって感じでした。店内の模様変えも終って、今まで(鷲の知る限りでも3回目)の中で一番居心地が良かったです。
今後はちょっと不定期なのですが、次回の8月12日は段のソロで、8月の第4火曜日はお休みです。ということで、二人でのライブは9月の第4火曜日ということになりそうです。
「秋になったらストリートやりてえなあ」って、この時期いつも言っています。
では。
そうそう、伝言板に書いていって下さいね。

7月20日:軽井沢で美術館のオープニングでした

昨日(19日)は、軽井沢で美術館のオープニングをお手伝いさせていただきました。
文化学院の創始者 西村伊作先生 に因んだ美術館だったのですが、外様の鷲としては改めて文化学院の底力、というか広さと深さを実感しました。ご存知ない方に簡単に紹介しますと、文化学院という学校は、1920年に西村伊作、 与謝野鉄寛晶子夫妻 らが当時の「兵舎のような」学校教育から子供たちを解放するために出来た学校で、教鞭をとった芸術家の名前を挙げれば、それこそ大正、昭和の歴史になってしまう、稀有の学園です。まあ、これ以上はどこかでお調べになって下さい。
今日、いただいた学院紹介のパンフレットを読んでいて、いちいち感銘を受けたのですが、最後になって、「文化学院の現在」として、僕らの写真が載っていたのには心底驚きました。
熊沢はそこの学生だという縁で、今回の演奏となったのですが、それにしても我々OGの立場は面白かったです。文化学院出身の音楽系の人といえば、それこそアコーディオンの横森さんから米米クラブまで、枚挙に暇がないのですが、僭越ながら、この雰囲気に合うのは僕らを置いて他にないと思いました。

美術館の展示で、鷲が個人的に一番印象に残ったのが、佐藤春夫の自画像です。これは、シェーンベルクの自画像と並べてみたい。。ナルシズムの対極にある恐るべき自己凝視。

今日、久しぶりにOGの二人は再会したのですが、面白い自己分析を一つ。熊沢は「ずるい」。鷲は「せこい」。ずるさ、というものは持てる者に所属し、せこさ、というものは持たざる者に所属する。これは、教育環境についてです。大多数の人は鷲の側だと思うのですが、なんとかみじめな人間にはなりたくないものですね(笑)。ある程度、心の持ちようでカバー出来ると思います。いつか、自然科学の臨時講師にして下さいねと、先生方にお願いしておきました。子供は文化学院に入れたいなあ。。

さて、今日はドライブだったので、お約束の温泉に浸かってきました。ひゃあ、疲れもとれるし、アルコールも抜けるし。。。

そうそう、最大のニュースを書くのを忘れていました。今週の火曜日、22日にビッグママで二人でライブをします。鷲も知らなかったので、Web ページにアップするのが直前となってしまいました。すみません。

でも、これからはちょくちょく(月に一度程度)ライブはやりますので、宜しくお願いします。最近、Web経由で励ましをいただいています。ありがとうございます。出来れば、まだライブを御覧になってない方は、一度見てください!

それから、来月18日に鷲が芝居に出演することになりそうです。詳しくは後日。

7月17日: 伝言板復活!

9カ月ぶりに伝言板が復活しました。何でもいいので書き込んでいって下さい。昔の伝言板はこちら。まだまだ借りもののソフトですが。。
このページは「 東京ストリート系音楽情報」として、ストリートパフォーマンスの情報交換の場にしようという拡張計画があるのですが、そのあたりの情報、つまり

・どこどこですごい奴を見つけたよ
・今度の週末どこどこでストリートやります
・ロシアのストリーターの写真をとってきたので見てね(昨日の欄参照、、)
・井の頭公園でやってるグレゴさんというダルシマ弾きは実はこういう人です

とか、そういうリアルタイムの情報をWebの特性を活かして交換出来る場があったら、と思うんです。大学のネットワークの規定に反しない程度に、自由に広げていけます(なんたって、自分だけで使ってる手元のマシンの管理者なので)。手伝って下さるボランティアがいてくれたらもっと嬉しいのですが。。。この企画、企業じゃやってくれなさそうでしょう。

ということで、宜しく。

7月16日: ペテルブルグ シリーズ、とりあえず 音楽から

 ロシアの土産話、第一弾です。さすがに以前のように暇ではなくなったので、ほとんど学会に費やされた旅行でしたが、ちょっとだけ音楽の話題もありました。全10枚です。
 一つコメントしておきますと、やっぱり写真で切り取れるものというのは非常に限られているということです。その領域を拡大するのが写真の技術というものなのでしょうか。ということを考慮の上、お願いします。

 それから、OGは今週末土曜日に、軽井沢で美術館のオープニングに出演します。詳細がまだ鷲の手元にないので、まあ、行ってまいります。

 それから、CD-ROMが発売されました。このページの総容量は30Mbyteもあるので、PPP接続の方はとくに、是非、Getしてやってください。先着5名様にプレゼントさせていただくことにしますので、送り先と、このページをご覧になった感想をお書きの上、 Men's Net希望という表題(Subject)で ここにメールください。と、小さく書いておきますね。

7月10日:帰国しました。

 一昨日、ペテルブルグから帰りました。いやあ、白夜は予想以上に素晴らしく、夜中の12時過ぎてもバルト海で元気な人が泳いでいるんです。このあたりは、簡単な特集を作りたいと思います。とりあえず、説明抜きで写真を何枚か。

アコーディオン弾き
ディキシー

ところで、10日ほどの間に、メールが100通近く溜っていました。なので、返事がんばって書いてます。ご一緒した工学部の先生はIBMを通じてロシアでも接続されていたようですが、まあ、インターネットなんてなくても、生きてはゆけるみたいです。とりあえず、失礼します。。

6月23日: このページがCD-ROM化されます! &伊藤さんのメッセージ

 一週間弱ご無沙汰しました。なんか、鷲はロシアロシアと騒いでいますが、 別に行ってくるのは12日程度で、行ってくることじたいはまあ、大したこと ではないのですが、学会なので、それ相応の準備がありまして、 どちらかというと、そちらの方が労力の80%といった感じです。 ということで、今日も徹夜で作業であります(T_T)。
メールの返事が滞っている方、本当に申し訳ございません。。。 でもって、今週末から再来週まで行きます。お騒がせしてすみません。。

次に今日の本題です。先日のK-City FMでお世話になりました DJの伊藤さんからメッセージ をいただきました。うー、なんか、こそばゆいお言葉をいただいて、 恥ずかしいのですが、大感謝です。一度とは言わずに、蘊蓄話しましょう(笑)。

最後にマック派の皆様にささやかな情報です。「Machintoshで音を聞けないぞ う」という声をいくつか聞いたのですが、僕のバイト先では普通に聞けたので、 何故だか良くわからなかったのですが、なんとなくわかってきました。先日、 PowerPCになりたてのMacを使っている友人宅で触ってみたのですが、 Netscape3.0Jaなのにやはり聞けませんでした。うーむ、プラグインを入れて も、聞けなかったのですが、一つ気になったのはプラグインはサンプリング周 波数が22kHzだけにしか対応していないんじゃないかということです(このペー ジの曲は11kHz)。ということで、考えるのが面倒なので、 Soundのページ からリンクしたSoundAppをダウンロードして ヘルパーアプリケーションとして使ってみたところ、きれいに聞くことが出来 ました。ということで、SoundAppはお勧めです。もっと正確な情報をお持ちの 方は教えていただけますか?

最後に今後の予定ですが、やっぱり充電期間ということで、 ライブの予定はありません。中途半端に新曲も作らないでダラダラ したくないのです。因みにこれは鷲の意見です。ごめんなさい。

Web関係では、時間が出来次第、まず、「訪問者の部屋」を復活させます。 CGIをまとめてどばっと作るので、OGに関係なくインタラクティブな サイトになる予定です。Webサイトをお持ちでなくて、何か面白い 提案のある方は、お教えいただけますか?

でもって、これ本当に思うのですが、いろんな方にアクセスして いただいたり、お手紙頂戴していて気がつくのは、 「このサイトに来てくれる人は似ている」 ということです。 単にアコーディオンの音が好き、というのもあるけど、ほかにも 基本的に現在の商業的な音楽だけじゃあ物足りなくて、 何か別のありようを探している、ということ。 それから、大半の方が鷲なんかよりいろいろな音楽をご存知だということ。 でも、マニアックというよりは、素朴な感性を保つことが出来るために、 与えられる音楽でなく育む音楽に興味をお持ちであるということ。 なので、鷲(&段)対多、の関係に終わるのは非常に もったいない。で、多対多の関係になるということ。 このページが独自の主張をするというよりもっと触媒に近くなるということ。 うーむ、いかがなものでしょうか。

それから、「代用品でないWeb」ということも、考えます。