Announcement

2021/6/14
Sandia 国立研究所の気鋭の Nicolas Argibay 先生をお迎えしてウェビナー を開催いたします.→先生のご都合で延期になりました,すみません
2021/6/11
今年も GSC-ROOT生を募集します! 関西の科学少年少女を大募集しております.6/30 締め切りです.
2021/05/13
当研究室では 博士後期課程入学希望者も募集します.8 月 20 日が願書締め切りです!インターンの学部・高専生は随時募集してます.
2020/11/12
今年も LAMMPSセミナー を 12 月 10, 11 日に開催します. 是非ご参加ください.
2020/10/03
CSJ 化学フェスタで鷲津が講演します.オンラインで一般参加無料です.
2020/5/30
新研究科のウェブサイトが オープンしました.全体像については, パンフレットをご覧ください.
2019/6/12
今年も LAMMPSセミナー を年 4 回主催します. 大学生,高専生向けの 夏季インターンシップも開催します. 是非ご参加ください.
2019/5/27
今年も GSC-ROOT生を募集します! 関西の科学少年少女を大募集しております.
2019/2/8
今年も「 分子シミュ研&計算科学連携センターセミナー」を 3月15日(金)に当キャンパスで開催します!
2018/10/1
鷲津と東北大の久保先生,日立の小野寺博士,京セラの白博士で,"Tribology simulation" symposium を,日米の若手の先生方とで,"JAST & STLE young tribologist symposium" を, ITC2019 (International Tribology Conference), September 17-21, 2019, 仙台国際会議場. にて開催します.是非,ご発表をご検討ください.
2018/7/2
今年も LAMMPSセミナー を年 4 回主催します. 大学生,高専生向けの 夏季インターンシップも開催します. 是非ご参加ください.
2018/2/5
鷲津と名大の張先生で,"Advanced Simulation in Science and Engineering" session を 2018 JSME-IIP/ASME-ISPS(MIPE 2018) Joint Conference on Micromechatronics for Information and Precision Equipment , August 29-30, 2018, Hilton San Francisco Financial District, San Francisco, California, USA. にて開催します.是非,ご発表をご検討ください.
2017/12/25
来年10月に大阪で開催される MMM2018 において,Tribology and Interface のシンポジウムを開催します. 久保先生,Prof. Pastewka, Prof Szlufarska, 鷲津でオーガナイズしました. 5日間あり,口頭,ポスターとありますので是非,ご参加ください.
2017/6/21
今年も LAMMPSセミナー を年 4 回主催します. 大学生,高専生向けの 夏季インターンシップも開催します. 是非ご参加ください.
2017/5/15
シンポジウムにご参加くださいました皆様, ありがとうございました.100名を超える盛会のうちに終了いたしました.
2017/4/28
トライボロジー会議2017春 東京にて 5月15日の丸一日,シンポジウム 「S2:トライボシミュレーションの最前線〜分子からマクロへ〜」 を開催します.
2017/4/17
修士課程を修了した前田君が,2016年度日本トライボロジー学会 学生奨励賞を受賞しました!
2017/4/5
3/23 に卒業式が行われ,一期生が修士課程を修了しました. 4/5 に入学式が行われ,新たに修士学生が入学しました.
2017/2/23
分子シミュレーション研究会会誌 アンサンブル 1 月号に解説記事「弾性流体潤滑の物理化学」が掲載されました.
2017/1/25
Symposium on Surface Science & Nanotechnology -25th Anniversary of SSSJ Kansai- (SSSN-Kansai) において,3 件の報告を行いました.
2017/1/12
潤滑経済 1 月号に解説記事「自動車のナノトライボシミュレーション技術」が掲載されました.
2017/1/1
研究室を立ち上げて2回目の正月を迎えることができました. 皆様ありがとうございます.本年もどうぞ宜しくお願いいたします.
2016/12/21
1/16(月),1/23(月),のそれぞれ 4, 5 限に, 本学理学部 201 講義室にて「自然・社会現象とシミュレーション」の 特別講義を開催します.理学と工学の接点における分子シミュレーションの 面白さについてお話しできればと思います.
2016/12/21
2016/12/27 に山本 智 先生 (ダッソーシステムズ) をお招きして 第五回神戸材料シミュレーション学セミナー 「マルチスケールモデリングの実践」を開催します. 参加自由ですが,事前にご連絡ください.
2016/12/7
本年度の一般向け Lammps 講座が一通り終了しました.講師の先生方,参加者の皆様, ありがとうございます.
2016/11/17
兵庫県立大学トライボ研究室(姫路:阿保研,神戸:鷲津研) 合同見学会&研究会を開催しました.
2016/11/11
日本機械学会誌 11 月号に解説記事「マルチスケールにおける摩擦・潤滑現象のシミュレーション」 が掲載されました.
2016/11/1
Le Van Sang 特任講師が当研究室に着任されました.
2016/10/24
上海で開催された 4th International Conference on Molecular Simulation (ICMS2016) にて当研究室の前田君が発表しました.
2016/10/10
月刊トライボロジー 10 月号に当研究室の紹介を掲載していただきました.
2016/10/1
杉村奈都子客員研究員が当研究室に参加されました.
2016/9/18
9 月 26 日 兵庫県立大学 知の交流シンポジウム2016 にて講演を行います. 詳細はリンク先ポスターをご覧ください. また, 10 月 2 日 一般向けスパコンセミナー「未来へ続くスパコンの挑戦シミュレーションが変える私たちの暮らし」 にて講演を行います.こちらは小学校高学年以上が対象です.
2016/9/12
9 月 13 日 日本機械学会年次大会 のワークスクール「マルチスケールにおける製品設計の展望」 において招待講演とパネルディスカッションを,9 月 14 日 高分子学会の第65回高分子討論会 の セッション「高分子材料設計のための計算科学最前線」において依頼講演を行います.
2016/8/04
特任助教または研究員を公募しております.一緒に研究しませんか.
2016/7/15
関西潤滑懇談会 7 月例会 ポスター発表会を当キャンパスで開催しました.
2016/7/6
ウィーンで開催された分子科学の研究会 CECAM Workshop, Interactions and Transport of Charged Species in Bulk and at Interfaces で招待講演を行いました.
2016/6/28
9 月に一般入試があります!
2016/6/8
2016 年度夏期インターンシップを 8 月に実施します.ご参加ください!
2016/5/23
M2 の前田君が トライボロジー学会 2016 春東京 にて研究報告しました.
2016/5/14
2017 年度入学者向け入試説明会を 5 月 29 日に実施します.ご参加ください!
2016/5/13
4th Malaysia-Japan Tribology Symposium (2016/8/25-27) に招待いただきました.参加者募集中です.
2016/5/11
修士 1 年の配属が決定しました!(本研究科はこの時期に本決定します)
2016/4/20
6 月に推薦入試があります! (どなたでも自己推薦で入れます,拡散希望)
2016/4/10
共著論文が日本トライボロジー学会オンライン論文賞を受賞しました. ありがとうございます.
2016/4/1
本年度のメンバーを掲載しました. プロジェクト参加や,研究室配属で増加する予定です. 本年も宜しくお願いいたします.
2016/3/20
ベアリング新聞 3 月 20 日号に 「エンジンのナノシミュレーション技術」 を寄稿させていただきました.
2016/2/16
第21回分子シミュレーションのトライボロジーへの応用研究会 第 3 回計算科学連携センターセミナー を 3 月 18 日 (金) に神戸情報科学キャンパスにて主催します.
2016/2/16
3 月 25 日 (金) に開催される 平成27年度イノベーションセミナー「スーパーコンピュータの活用と技術革新!!」 にてスパコンの活用事例について講演します.
2016/2/8
3 月 10 日 (木) に開催される 第 2 回計算科学連携センターセミナー にて,放射光と計算科学との関係について講演します.
2016/1/7
平成 28 年度 (2016 年度) 入学 博士前期課程,博士後期課程の 2 月 募集
2015/12/20
Pacifichem2015 に参加しております.二次電池添加剤関係と, 高分子ブラシ関係の 2 件の発表を行います.
2015/12/15
インターンシップ生を募集しております! 対象は高専本科4〜5年生,大学1〜2年生,来年3月上旬実施です.
2015/11/12
計算科学連携センターセミナーにお越しくださいましてありがとうございました! 今後も何卒宜しくお願いいたします.
2015/10/14
2015年11月12日(木)に 計算科学連携センターセミナー 〜分子シミュレーションの産学利用のこれから〜 を開催いたします. 大変充実した内容となっております,是非お越しください.
2015/10/7
一般公開:2015年10月24日(土)に開催される 神戸医療産業都市施設一般公開に, 当シミュレーション学研究科も参加します.
2015/10/1
平成 28 年度 (2016 年度) 入学 博士前期課程,博士後期課程の 12 月 募集
2015/10/1
当ウェブサイトを公開しました.
2015/10/1
鷲津が兵庫県立大学に赴任し,新しい研究室をスタートさせました.

鷲津研究室のホームページへようこそ

当研究グループは,材料シミュレーションを中心とするシミュレーション学の研究により,産業と社会に貢献します.

スパコンの導入事例紹介

本学のスパコンを使った教育・研究事例が HPE 社のサイトで 社会課題解決とDX人材の育成に向け、先進ICTを駆使した教育研究基盤を構築 として紹介されました. インタビューに鷲津が対応しました.

イノベーション・ジャパン出展

当研究室の解析技術を イノベーション・ジャパン2021~大学見本市Online に出展しています. 期間外であっても技術紹介をして欲しい,という方はメール等をいただけたらご案内いたします.

受賞しました

当研究室の石井特任講師が,イギリスの Coventry でオンライン開催されました計算物理学の国際会議 CCP2021 (XXXII IUPAP Conference on Computational Physics) において Best Poster Award を受賞しました.さらに, 2021年度 溶液化学研究会 「奨励賞」を受賞しました.おめでとうございます!

現代化学で紹介されました

当研究室のシミュレーション研究が 現代化学 8 月号 で紹介されました.


プレスリリースが出ました

「水処理膜のナノチャネルがもつ特性を計算科学で解明:水分子の動きを活発化させる水素結合の仕組み」 こちらです. 新学術領域 水圏機能材料のメインの結果がようやく出ました. また,Sci. Adv.誌の表紙,ウェブ版表紙に選ばれました. 皆様ありがとうございます.


受賞しました

当研究室の河北君が 関西潤滑懇談会 7月例会ポスター発表会 優秀ポスター賞をいただきました!おめでとうございます.

Khajeh 特任助教着任

コロナ禍で遅れていましたが,特任助教の Khajeh 先生が来日されました!7 月から研究開始です.

STLE の学会誌で紹介されました

当研究室のシミュレーション研究が TLT (Tribology & Lubrication Technology June 2021) で紹介されました. 42p からの Progress in tribological molecular simulations をご覧ください.


自動車 NEDO はじまります

当研究室が AICE と 参加させていただく,自動車の NEDO が採択されました. これで当研究室は風力発電に加えて,NEDO 二件を同時進行することになります. 宜しくお願い申し上げます. ゼロエミッションに向けた内燃機関の革新的摩擦損失低減技術 です.

GSC-ROOT 二期目が採択されました

当研究室が参加させていただいておりました, GSC-ROOT ですが, 二期目が採択されました.どういうプロジェクトかは, 下記の FOCUS 事例集をご参照ください. 当研究室が県立大側のホストになっています. ってことは,もうすぐ 5 期生の高校生の皆さんを募集します.

Focus 事例集に当研究室の高校生教育事例などが載りました

(公財)計算科学振興財団(FOCUS)さんは,本研究科と同じビルにあり,産学連携のパートナーですが, その事例集に,GSC-ROOT (グローバルサイエンスキャンパス)における我々の取り組みを 紹介していただきました. こちらから御覧ください.メールアドレスと氏名を登録するだけでダウンロードできます.

2021 年度が開始しました

新年度が開始いたしました.本年度から当研究室は情報科学研究科所属です (これまでのシミュレーション学研究科も卒業生が在籍している間は存続します). 春から修士 1 年次に 5 名,博士 1 年次に 2 名が研究を開始します. また,スタッフは,准教授の尾嶋先生(理研クロスアポイントメント), 特任助教の Khajeh 先生が新たに参加, 杉村先生,内田先生が客員准教授に昇進されます. 今年も宜しくお願いいたします!

五期生が修士課程を修了しました

3/24 に学位記授与式が行われ,五期生の勝川了一君,本間睦己君,松岡諒君が無事修了しました. 三人は,トラクションフルード,極圧添加剤,固体潤滑剤の 分子シミュレーションで多大な成果を出してくれました. 三菱電機,古河電工,中日本高速道路で活躍予定です.おめでとうございます. また,准教授の行方先生は栄転されました.

受賞しました

当研究室 GSC 生の中塚さんが 第23回化学工学会学生発表会奨励賞をいただきました!おめでとうございます.

プレスリリースが出ました

高分子材料の高次構造を表現する新規手法を大規模分子シミュレーションにより発見 こちらです.高分子溶融体(ゴムやプラスチックなど)の高次構造をパーシステントホモロジーで 表現できるということを,多分?最初に示した論文です.下にもう少し詳しく書いてますが,なかなかに画期的だと思っています.


GSC-ROOT PR 動画

兵庫県の4大学(神戸大,県大,関学,甲南)で高校生に研究してもらう GSC-ROOT の PR ビデオが完成しました. 当研究室の高校生の中塚さんと鷲津も喋ってます. こちらです

元素戦略に大越先生のインタビュー

当研究室は,2012 年より触媒電池元素戦略プロジェクトに参加していますが, 昨年度,客員研究員として当研究室のメンバーであった大越先生の インタビューが掲載されました.

受賞しました

石井,鷲津,松林先生(阪大),渡辺先生(北里大),加藤先生(東大)が 2020年 知の交流シンポジウム優秀ポスター賞をいただきました.ありがとうございます.

受賞しました & オンライン講演

石井特任講師が2020年 溶液化学研究会若手の会優秀発表賞を, 鷲津が令和2年度,兵庫県立大学の優秀研究活動賞をいただきました. 共同研究者の皆様方,スタッフ・院生の皆様のお蔭です. 益々,頑張りたいと思いますので,宜しくご指導・ご鞭撻のほどお願いいたします.
神戸医療産業都市一般公開 2020 on the Web 用に 講座「 スパコンで解き明かす摩擦のシミュレーション学」を作成しました. 中高生以上の皆様対象です.

知の交流シンポジウム

今年の 知の交流シンポジウムはオンラインです. 当研究室も,石井特任講師が 分子シミュレーションで観測する機能性イオン液晶膜を透過する水分子のダイナミクス について報告しています.今年はクリック一つでどなたもご覧になれます.

研究室 5 周年

お陰様で,2015 年 10 月 1 日に開始した本研究室も 5 周年です. 皆様,ありがとうございます! 本日から特任助教の Deboprasad Talukdar 先生が着任しました. また,県工技センターの阿知良博士が客員研究員になられました.

NEDO 風力発電プロジェクトのプレスリリースが出ました

風力発電機の長寿命化に向けた潤滑×シミュレーション技術、NEDO による採択が決定 - 風力発電機の洋上化に向けたメンテナンスフリー化のための潤滑技術開発を、 マルチスケール材料シミュレーションにより加速 - プレスリリースを出しました. 出光興産様

OVITO

当研究室は OVITO (Open Visualization Tool) のベヴィーユーザーです.このたび,ドイツの開発元から当研究室へのリンクを張っていただきました.

受賞しました

当研究室修了生の井池祐貴君が「 2019 年度日本トライボロジー学会学生奨励賞」を受賞しました. 本研究室では,2016 年度の前田君,2018 年度の西川君に続く受賞です. おめでとうございます!

2020 年度が開始しました

新年度が開始いたしました.春から修士 1 年次(本配属は 5 月)に 3 名, 博士 1 年次に 3 名,GSC-ROOT 生の中塚さんが研究を開始します. また,スタッフは,准教授の行方先生(理研クロスアポイントメント)が 新たに参加, 石井先生が特任講師に昇進(京大 ESICB 拠点講師を兼任), 客員教員としては,新たに瀬戸先生,内田先生が参加されます. ますます賑やかになりました.

新研究科

当研究室が所属している大学院シミュレーション学研究科は 2021 年度から 情報科学研究科 に改組予定です. その際は,計算科学コース担当となります. 引き続き,スパコンを用いた材料シミュレーション学の研究室を継続します. 詳しくは教員にお尋ねください.広報担当として PR 動画を作りました. こちらです

四期生が修士課程を修了しました

3/23 に学位記授与式が行われ,四期生の井池祐貴君,中江理緒君,寺前裕生子さんが無事修了しました. 三人は,極圧添加剤,粘度調整剤やフリクションフェードアウトなどの 分子シミュレーションで多大な成果を出してくれました. 出光興産,住友ゴム工業,本学の博士後期課程で活躍予定です.おめでとうございます. また,客員研究員の大越先生はパナソニックに栄転されました.

ラジオ出演しました

2月10日放送の ラジオ関西「時間です!林編集長」に、鷲津が出演 して,「スパコンでわかる摩擦の不思議」についてお話し させていただきました. 音源が再生されない場合は こちら

ドイツ訪問

1/30-31 に訪独し,22nd International Colloquium Tribology (TAE) で基調講演, 翌日フライブルク大学でセミナーを開催しました.トライボロジー学会の国際連携担当として,日米に引き続き, 日独も友好を深めて参ります.

それ以前の記事




最近の論文

Y. Ishii, N. Matubayasi, G. Watanabe, T. Kato, H. Washizu, "Molecular insights on confined water in the nanochannels of self-assembled ionic liquid crystal", Sci. Adv., 7 (31) eabf0669 (2021). pdf.
プレスリリース
イオン液晶膜は,自己組織化によってイオン性官能基が ジャイロイド状にもカラムナー状にも並ぶという不思議な材料です. ここに水を加えていくと,ナノスケールの均質化された穴ができます. 応用的には,選択的にイオンを透過するなどの性質が知られています. 本研究では,分子動力学でこの自己組織化構造を再現し, 含水率の上昇にともない,イオン液晶的な構造からナノチャネルへと 変化していく様子を,溶媒である水の熱力学的な状態とともに明らかにしました. 鷲津の博士研究は,棒状の高分子の外側にイオンがビッシリとついた DNA 水溶液のシミュレーションでしたが,その際は溶媒である水分子は連続体として扱っていました.今回は,ナノチャンネルの壁面にイオンが並んでいる,いわば逆の構造ですが,その中の溶媒水の構造とダイナミクスの詳細が明らかになりました.感無量です.

N. Yashiro, K. Oohira, N. Sugimura, H. Washizu, "Improvement of discrete element simulation accuracy of steel powder filling behavior by optimization of contact and friction parameters", Tribology Online, 16, 1, 16-23 (2021). pdf.
粉末冶金において潤滑剤の果たす役割は大きいです.これをシミュレートするために,我々は離散要素法を用いたシミュレータを作成いたしました.プログラムは,既に発表している SPH 法と同様,理研牧野グループの FDPS (Framework for Developping Particle Simulators) の上に構築していますので超並列計算が可能です.本論文では,ad hoc なパラメータを使うことなく,粉体の充填率を予測することに成功しました.

Y. Shimizu, T. Kurokawa , H. Arai , H. Washizu, "Higher-Order Structure of Polymer Melt Described by Persistent Homology", Sci. Rep. 11, 2274 (2021). pdf.
プレスリリース
ソフトマター(やわらかい物質)の典型である高分子溶融体において、従来の解析手法である動径分布関数では表現しきれない構造を、新しい数学的手法であるパーシステントホモロジーによって捉えることに成功しました。京コンピュータを用いたニトリルゴムの大規模分子動力学シミュレーションによって、シミュレーションセルの大きさによる誘電特性の違いを調べ、誘電率を正しく求めるためには 20 nm 以上の大きなセルが必要であることがわかりました。次に、動径分布関数を調べたところ、セルサイズとポリマー鎖長に対して違いがなく、高次構造を表現するには適していないことがわかりました。一方、パーシステントホモロジーはセルサイズやポリマー鎖長に依存し、その空間的な不均一性が誘電特性と関連づけられることがわかりました。すなわち、パーシステントホモロジーによる解析によって、高分子材料においてはじめて高次構造の特徴と基礎的な物性が関連づけられることが示されました。 今後は、ゴムやポリ袋といった身近な高分子から、人工肺ECMOに使われるような高機能コーティング材料などの複雑な高分子材料の解析に応用されていくことが期待されます。

・Le Van Sang, N. Sugimura, H. Washizu, "Influence of the alumina ceramic coating on friction and stability of the iron contacts", ASME. J. Tribol. 143(3): 031402 (2021). pdf.
・Le Van Sang, A. Yano, A. Osaka, N. Sugimura, H. Washizu "Adaptive smoothed particle hydrodynamics for study of friction of silica at micronscale", Tribology Online, 15, 4, 259-264 (2020). pdf.
・Le Van Sang, A. Yano, S. Fujii, N. Sugimura, H. Washizu, "Friction and friction heat of micronscale iron", ASME. J. Tribol. 142(9): 091702 (2020). pdf, pdf
・Le Van Sang, A. Yano, A. Isohashi, N. Sugimura, H. Washizu, "Smoothed particle hydrodynamics study of friction of the coarse-grained α-Al2O3/α-Al2O3 and α-Fe2O3/α-Fe2O3 contacts in behavior of the spring interfacial potential", Trib. Intl., DOI: 10.1016/j.triboint.2019.03.015 (2019). pdf.
pdf
分子シミュレーションで摩擦摩耗を理解することには限界があって,具体的には「京コンピュータを使っても,一辺 30nm の立方体の 1 μs 以下のダイナミクスを扱うのが限界」という時空間の制約があります.焼き付き現象は,真実接触点において発熱し,相変化や化学反応が生じ,熱が輸送され,再度摩擦したときにカタストロフィックに状態が変わるという現象であり,材料の性質をボトムアップから予測することは不可能でした.この論文は,その中の熱輸送の部分について新規モデルを提案しており,上の論文は,コーティングの効果を取り扱えることを示しており,パーツがちょっとずつ揃ってきています.
[解説] 鷲津仁志,"粗視化モデルによる固体間摩擦のメソスケールシミュレーション", bmt (ベアリング&モーション・テック), No.022, 2020 (1) , 38-41 (2020).

H. Yoshida, T. Kinjo, H. Washizu, "Numerical simulation method for Brownian particles dispersed in incompressible fluids", Chem. Phys. Lett., 737 (2019) 136809. pdf, pdf (arxiv)
高分子溶液やグリースのように,「溶かすものと溶かされるもの:溶媒と溶質」の両者を含む系の 挙動予測は大変難しい問題であり,マルチスケール流体と呼んでいます. このような系のシミュレーション手法として,溶媒の流れを格子ボルツマン法で, 溶質の運動をブラウン動力学で表現し,両者の相関を正しくシミュレートする方法を このたび提案いたしました.

M. Konishi, H. Washizu, "Understanding the effect of the base oil on the physical adsorption process of organic additives using molecular dynamics", Trib. Intl., 149, 105568 (2020). pdf, pdf (arxiv)
オイル中の油性添加剤の化学において,最も知られた効果は, 基油分子の鎖長が添加剤と同じときに強固な有機化学吸着膜を作る 「チェーンマッチング」でした.我々は,希薄な添加剤溶液における 物理吸着シミュレーションにより,膜形成の初期過程を計算し, 基油が固体表面に形成する構造が,添加剤の初期吸着の律速となる ことをはじめて発見しました.修士 2 期生の小西君の成果です.

過去の記録



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